キーワード
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ナショナリズム思想と東西冷戦、ヨーロッパ現代史、近代革命、国民国家創立、第一次世界大戦、民族自決権と少数民族問題、ファシズム、日本ナショナリズム、ロシア革命、スターリン体制、第二次世界大戦、冷戦の開始と拡大、冷戦の危機と緊張緩和、新冷戦と冷戦終結、冷戦終結30年
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授業の目標
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政治学・法学や経済学・社会学などの社会科学を専門科目として学ぼうとする人に、政治や経済、社会を歴史的・科学的に捉えるための視点と方法を身に付けてもらう。
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到達目標
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1)社会科学が、過ぎ去った時代を科学的に探究する歴史科学として成り立つことを、ナショナリズムと冷戦の歴史的事例に即して理解する。 2)二〇世紀という過去の時代を知り、ヨーロッパ現代史から学ぶならば、われわれが生きる現在をより良く理解できることを学び取る。
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授業計画
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二〇世紀におけるナショナリズム思想と東西冷戦の歴史を学ぶことで、現在の政治現象を歴史の中で捉えるという社会科学としての政治学の方法を身に付ける。 最初に導入部では、政治現象を科学的に考察するために心得ておくべき基本的心構え(思考の社会的・歴史的制約と価値判断からの自由)を説明する。授業の前半(6回)では、二〇世紀最強の思想であるナショナリズムを、⑴ その歴史的起源(近代革命)、⑵ 十九世紀における発展(国民国家創立とその帰結)、⑶ 第一次世界大戦前後の争点(民族自決権と少数民族問題)、⑷ 戦間期のファシズムとの結合、⑸ 日本ナショナリズムの特質という様々な観点から多角的に考察する。 授業の後半(7回)では、二〇世紀最大の事件である東西冷戦の歴史を、⑴ 冷戦の起源(ロシア革命・スターリン体制・第二次世界大戦)、⑵ 冷戦の開始と拡大(1945‐1960)、⑶ 冷戦の危機と緊張緩和(1961‐1976)、⑷ 新冷戦と冷戦の終結(1977‐1991年)という十五年周期に区分して考察する。最後に結論部では、冷戦終焉後の三〇年間に生じた政治現象を二〇世紀の歴史の中で理解しようと試みる。
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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教科書や指定図書にできるだけ目を通した上で、授業に出席するのが望ましい。
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成績評価の基準と方法
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毎回の授業への出席を単位取得の最低条件とし、期末試験により評価する。
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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http://www.juris.hokudai.ac.jp/~gonza/
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備考
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更新日時
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授業実施方式
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