タイトルタイトル

科目名
専門横断科目(一般科目):複合領域  
講義題目
サイバーセキュリティ基礎演習  
責任教員(所属)
南 弘征 ( 情報基盤センター )  
担当教員(所属)
飯田 勝吉 ( 情報基盤センター )
南 弘征 ( 情報基盤センター )
 
科目種別 専門横断科目 他学部履修等の可否
開講年度 2023  期間 1学期 時間割番号 800049 
授業形態 演習 単位数 1  対象年次 26 
対象学科・クラス   補足事項   
ナンバリングコード INTF_IDS 2070 
大分類コード 大分類名称
INTF_IDS  専門横断科目(複合領域)
レベルコード レベル
2  学部専門科目(基礎的な内容の科目)、全学教育科目(語学上級、高年次対象科目)
中分類コード 中分類名称
0  複合科学
小分類コード 小分類名称
7  その他
言語
日本語で行う授業
実務経験のある教員等による授業科目
 

キーワード         
サイバーセキュリティ、アクセスログ分析

授業の目標         
本演習は、文部科学省事業「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成」(enPiT2)によって策定されたBasicSecCapコース(https://www.seccap.jp/basic/index.html)の演習科目の1つとして、PBL (Project-Based Learning) 演習の形態で、セキュリティに関する基礎的な情報と利活用に関する実践的な内容を学ぶ。具体的には、グループ学習の形態をとり、ネットワークに接続された機器に記録される履歴(ログ)の発生環境や処理法に関し、小課題への取り組みを通じて学んだのち、履歴データの解析作業を実際に行い、解釈に至るまでのプレゼンテーションをグループで行うことを通じ、技術的知識の会得と、課題解決に対する共同作業の過程を学ぶ。

到達目標         
「授業の目標」に記した内容の達成に向け、以下の事項の会得を目指す。

・ネットワーク機器における代表的な履歴の取得過程に関する背景知識
・履歴ファイルの処理技法
・擬似インシデント履歴の分析技法
・解析過程における共同作業のあり方

なお、BasicSecCapコース登録を行った上で、本演習のほか、本コースに参加する他大学で開講される所定科目を履修し評価認定された者は、その数や履修内容に応じ、BasicSecCapコースの修了証が与えられる。詳細は、BasicSecCapを含む本演習ガイダンス(4月14日までに予定、Web等で告知)ならびに事業ホームページ(https://www.seccap.jp/basic/index.html)等を参照のこと。

授業計画         
本演習は原則として長期休暇時(夏季休暇を想定するが現時点で未定)に3日間で行う。
開講形態(オンライン/対面)は、実施時の社会情勢に応じ、7月末までに判断する。
また、事業の性格から、他大学からの受講を希望する者がいた場合、同一内容で複数回開講する可能性がある。詳細は初回ガイダンスにて説明する。

4月(~14日)までのいずれか、前期開始直後)【事前ガイダンス】 ※Web等で開催日時・場所を周知するので,【必ず】参加すること.

演習1日目:ガイダンス・各自自己紹介、情報セキュリティに関する法律と倫理、UNIX基礎演習
演習2日目:1日目の振り返り、SSH (Secure Shell)演習、ネットワーク基礎演習
演習3日目:前日までの振り返り、ログの解説と分析演習、全体まとめプレゼンテーション、事後アンケート回答

ほか、年度末(2月下旬頃)に、他大学と合同で開催されるワークショップへの参加、発表を依頼する場合がある。

準備学習(予習・復習)等の内容と分量         
履修に際し、情報工学、コンピュータネットワーク、サイバーセキュリティに関する基礎的な科目を履修済であることを前提として授業を行う。詳細は、4/14までに開催する事前ガイダンスで説明するので、必ず参加し、指示に従うこと。なお、不参加、指示対応遅延の場合,受講できないことがある。
演習時間は限られること、実際の操作手法会得には相応の訓練を要することなどから、履修前に予習課題を課す予定である.
演習時に会得した内容については、本科目履修で終わることなく、反復復習の機会を得られるよう、各自で努力されたい.

成績評価の基準と方法         
各目標に応じて課題を用意し、演習時の達成状況ならびに課題解答内容から評定を行う。
なお、実際の操作が授業内容に含まれることから、原則として,全出席が単位認定の前提となる。

有する実務経験と授業への活用         

他学部履修の条件         

テキスト・教科書         

本演習で利用する資料は演習に先んじてオンラインで入手可能とするほか、開始時には紙媒体を用意する。 / We provide all handouts before the first day via online, and will prepare paper handouts in the 1st day.

講義指定図書         

ちょっとだけLinuxにさわってみたい人のための Bash on Ubuntu on Windows入門 / 中島能和 : 秀和システム, 2017, ISBN:4798049050
上記指定図書は本演習内で参照しない参考図書である。「テキスト・教科書」の項目で記載の通り、本演習で実際に利用する資料は演習初日に配布する。 The above books are just for reference, not in use in the class. As mentioned in "Textbooks", we provide all handouts at the 1st day.

参照ホームページ         

研究室のホームページ         

備考         
■本演習は夏季休暇時に実施予定ではあるが、BasicSecCap参加のための日程的制約から,4月14日までにガイダンスを行うので,履修希望者は【必ず】参加すること.詳細は、https://seccap.iic.hokudai.ac.jp/ を参照のこと。
本シラバス記載の通り、本演習科目はBasicSecCapコースに参加する他大学との綿密な連携のもと、計画的履修、単位取得を目標として開講する授業であること、演習授業の環境などから、1回あたりの履修者数を20名程度に限定する予定である。このため、履修者多数の場合は、事業の性格上、本演習科目のみの履修に留まることなく、他大学開講科目を相応に履修し、認定証の取得を目指す履修者を優先する。

更新日時         
2023/02/03 23:30:44

授業実施方式         

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