タイトルタイトル
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科目名
一般教育演習(フレッシュマンセミナー)  
講義題目
地域社会と問題解決  
責任教員(所属)
江本 理恵 ( 高等教育推進機構 )  
担当教員(所属)
江本 理恵 ( 高等教育推進機構 )  
科目種別 全学教育科目(一般教育演習) 他学部履修等の可否
開講年度 2024  期間 1学期 時間割番号  
授業形態 演習 単位数 2  対象年次 1  
対象学科・クラス 基礎1-53組 補足事項   
ナンバリングコード GEN_LIB 1000 
大分類コード 大分類名称
GEN_LIB  全学教育(教養科目)
レベルコード レベル
1  全学教育科目(語学上級科目、高年次対象科目を除く)
中分類コード 中分類名称
0  一般教育演習(フレッシュマンセミナー)
小分類コード 小分類名称
0  一般教育演習(フレッシュマンセミナー)
言語
日本語で行う授業
実務経験のある教員等による授業科目
該当しない

キーワード         
問題解決、情報の活用、デザイン・シンキング、東日本大震災・津波、地域の問題解決 

授業の目標         
域社会と問題解決  ー東日本大震災・津波から12年。今、被災地はどうなっているのか?ー

 本授業では、私たちが生きていく上で直面する様々な「問題」について、長期的な視点で解決方策を考えられる視点を得ることを目的としています。
 授業の前半では、身近な問題解決で必要となる「情報活用」について、様々な事例を通して体感し、具体的に身につけることを目標としています。
 授業の後半では、東日本大震災・津波の被災地である陸前高田をテーマに、現実の、簡単には解決できない問題に取り組むこと人たちの話をきき、自身の身の回りにある問題に対して、長期的な視点で考えられるようになることを目標としています。

 大学生活及びその後の社会生活の中で、みなさんはさまざまな問題に直面することになるかと思います。本授業では、問題解決において、1)情報を活用しながら合理的に考えること、2)合理的には対処できない人の感情などの様々な要因への考慮が必要であること、を体験し、長期的な視点で困難があっても前に進む姿勢を学んで欲しいと考えています。今回事例とする東日本大震災・津波は2011年3月に発生しました。10年以上前のことです。都会であればすぐ復旧しただろう被災地は、今、どのような状態になっているのでしょうか。あの時、ほぼすべてが流されてしまった陸前高田で課題に取り組む人たちとの交流を通して、社会の一員として問題解決に取り組む姿勢を学び取っていただければ、と期待しております。

到達目標         
・問題を発見し、解決に向けて取り組む体験をする。
・情報及び情報機器を活用して身近な問題解決に取り組む。
・問題解決に役立つものの見方や考え方があることを体験する。
・簡単には解決できない事象について、粘り強く取り組む必要があることを知り、自身の身近に存在する問題への取り組み方を考えることができる。

授業計画         
1)授業の前半は、身近な問題解決に情報を活用する方法を演習を中心に学びます。

 身近な問題の解決に情報及び情報機器を活用するには「コツ」があります。今後の学生生活に活かせるように、この「コツ」を演習を通して学びましょう。授業ではエクセルを使って演習を行います。情報の活用の1つの方法として、図書館での実習も行います。

2)授業の後半は、2011年3月の東日本大震災・津波において壊滅的な被害を受けた陸前高田を舞台として取り組まれてきた「具体的な問題解決」について学びます。

 2011年3月11日に起きた東日本大震災・津波。あれから10年以上の年月がたちますが、被災を受けた地域は、現在、どのような状態なのでしょうか。神戸などの都会で起きる災害と、すでに過疎化が進んでいた地方での災害とでは、「その後」が変わってきます。過疎化、少子高齢化など、日本が抱える問題の最先端地域の1つだった三陸沿岸地域は、震災で10年問題が進んだと言われています。その状況に、地元の方々、新たに移住した方々、関係人口と言われる方々、様々な人々が関わり合いながら立ち向かっています。

 現実の「問題解決」は、簡単には解決しません。しかし、それでも粘り強く取り組むことで、以前より少し良くなるかもしれませんし、ならないかもしれません。すべての努力が「無駄」に思える時もあるでしょう。そのような忖度のない問題解決の現実に立ち向かう陸前高田の人々を通して、今後、自分が直面するかもしれない数々の問題への解決への姿勢を学び取ってくれることを期待しています。

 また、被災地のニーズとのマッチングがうまくできた場合には、実際の問題解決に関わることも予定しています。

準備学習(予習・復習)等の内容と分量         
・授業で提示された課題を実施する。
・新聞やテレビ、ネットを通して、地域で起こっている具体的な問題を意識する。
・問題の解決に向けて、資料を調べたり、アイデアを考えたりする。

成績評価の基準と方法         
・授業中の課題の提出
→授業に参加し、与られた課題を(授業内外で)完了させている。
・授業への参画の態度
→問題の解決への参画の程度を発言内容等から判断する。
・期末レポートの提出
→自身の身の回りにある問題について、長期的な視点での取組方策を考察できているかを判断する。

有する実務経験と授業への活用         

他学部履修の条件         

テキスト・教科書         


講義指定図書         


参照ホームページ         

研究室のホームページ         

備考         

更新日時         
2024/02/21 17:22:12

授業実施方式         
対面授業科目《対面のみ》

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