キーワード
|
|
|
地球環境、環境適応、微生物、植物、昆虫、哺乳類、光合成、冬眠、生態、進化
|
|
|
授業の目標
|
|
|
この地球には、直接見ることのできない微生物から、数センチの昆虫、高さ数十メートルに至る樹木まで、多様な生物が生育している。これらの生物は、物質循環やエネルギー循環を通じて、地球環境の形成に重要な役割を担っている。一方、生物は多様な環境下で生育し、また環境の変化にも適応することができる。適応の仕方も、細胞の特定の機能の発現から、生物の社会構造の変化、短時間での馴化から長い進化の過程で歴史的に獲得された適応機構に至るまで、実に多様である。本講義では、微生物から樹木や動物、細胞機能の素過程から生物社会、過去から現在など、多様な視点から生物の適応機構を考えてみる。
|
|
|
到達目標
|
|
|
様々な生物種が地球時間スケールで環境に適応してきた様を多様な視点から理解することを目指す。
|
|
|
授業計画
|
|
|
1.授業の目的 2.微生物の社会と環境適応(担当:福井、渡邊、笠原) ・多様な微生物の世界 ・ヒトの微生物群集 3.光合成の進化と環境適応・植物の生態(担当:田中、伊藤、高林、小野) ・ 秋の紅葉の仕組みとその役割 ・ 光合成の仕組み ・共生から細胞内共生へ ・植物はどのような葉をつくり、いつ葉を落とすのか? 4.昆虫の生理応答と環境適応(担当:落合) ・昆虫の免疫~環境中の感染性微生物との戦い~ 5.脊椎動物の形態変化と環境適応(担当:大舘) ・ 哺乳類の多様な世界 6.寒冷環境適応戦略としての冬眠(担当;山口、曽根、山内) ・哺乳類の冬越し戦略〜冬眠 ・細胞が低温傷害を受ける仕組み・防ぐ仕組み
なお、実際の授業の順序は上記の通りではないことがある。
|
|
|
準備学習(予習・復習)等の内容と分量
|
|
|
各講師による。講師によっては授業を受けるための予習課題、あるいは授業後にレポート提出を求める場合がある。
|
|
|
成績評価の基準と方法
|
|
|
各講師がそれぞれ課す小テストやレポートと学習態度の積極性(出席状況。討論への参加など)を総合して評価する。
|
|
|
有する実務経験と授業への活用
|
|
|
|
|
|
他学部履修の条件
|
|
|
|
|
|
テキスト・教科書
|
|
|
|
担当教員が作成した資料等を利用する。
|
|
|
講義指定図書
|
|
|
|
|
|
|
参照ホームページ
|
|
|
|
|
|
研究室のホームページ
|
|
|
|
|
|
備考
|
|
|
初回は高等教育推進機構(E318を予定),履修者が概ね確定予定の2回目より,低温科学研究所の講義室215にて行う。
|
|
|
更新日時
|
|
|
|
|
|
授業実施方式
|
|
|
|
|
|