キーワード
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遺伝子診断、個別化医療、遺伝子治療、DNA鑑定、遺伝子組換え、ゲノム編集、クローン、デザイナーベイビー、人工生命、古代DNA
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授業の目標
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ゲノムとは、個々の生物が持つ遺伝情報の総体であり、その生物を規定するものである。近年このゲノムを解読する技術革新があり、高速かつ安価にゲノムが解読されるようになった。個人のゲノムが解読されるようになると、遺伝子診断の結果に基づいた病気の予防や、ゲノムの個人差に応じた個別化医療を受けられる、といったメリットがある。一方で、遺伝子検査ビジネスの信頼性の問題、個人情報の悪用、遺伝子差別といった社会問題も懸念されている。 そこで本演習では、①ゲノムに関する基礎知識やゲノムを解読するための方法論を学び、②最新のゲノム研究やゲノムと社会との関係に関する情報を調査し、議論を通じて、③ゲノム利用の社会的意義、問題点への対応策や今後の展望について考察する力を養うことを目標とする。
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到達目標
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・ゲノムに関する基礎知識を身につけ説明することができる ・ゲノムと社会との関わりに関する情報を調査し、問題点を分析することができる ・調査、分析結果をまとめ、他人にわかるように発表することができる ・問題点や展望について議論、考察し、自分の意見をまとめて述べることができる
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授業計画
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【第1回】 ガイダンス
【第2〜5回】 ゲノムについての基礎知識(ゲノムとは、ゲノム解読手法、ゲノムと表現型の関連など)を学ぶ。うち1回は図書館情報入門を実施予定。
【第6〜7回】 グループを編成し、グループ毎にゲノムに関連するテーマを決め、調査、発表の準備を行う。テーマは遺伝子診断、個別化医療、遺伝子治療、DNA鑑定、遺伝子組換え、ゲノム編集、クローン、デザイナーベイビー、人工生命、古代DNAなど。発表の仕方についても学ぶ。
【第8〜14回】 各グループが1回ずつ発表を行う。発表者以外の受講者は、発表者が提示する論点に基づき、議論を行う。
【第15回】 研究室見学
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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【予習】 発表者は、与えられたテーマについて十分に調べ、発表のためスライド・配布資料を準備する。 発表者以外は、予め配布される関連資料を読み込み、議論に備える。
【復習】 発表者は、質疑・議論をふまえ、補足調査を行い、自分の意見もまとめ、最終レポートを提出する。 発表者以外は、議論をふまえ、自分の意見をまとめたレポートを提出する。
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成績評価の基準と方法
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2/3以上出席すること(遅刻不可)と担当回で発表することを要件とする。 発表の内容(30%)、討論への参加状況(30%)、最終レポートの内容(30%)、その他の提出物の内容(10%)を基に評価する。
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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https://www.ist.hokudai.ac.jp/div/bio/?page_id=125
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備考
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更新日時
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授業実施方式
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