キーワード
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南極、雪氷、地球環境、氷床、アイスコア、気象、海洋、海氷
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授業の目標
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南極は地球に存在する氷の90%を蓄え、大気・海洋・大陸との相互作用を通じて地球環境に大きな影響を与えています。この講義では南極のさまざまな自然現象を学んで、極域(南極や北極)、雪氷圏(雪や氷で覆われる地域)の重要性を理解することを目標とします。また南極科学についての学習を通して、自然科学の考え方や面白さを知ることを目指します。
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到達目標
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・南極の地形、気候、氷床について知識を持つ ・南極が地球環境に果たす役割を理解する ・南極氷床とその変動メカニズムについて理解する ・南極や北極、山岳地域に特有な気象現象を知る ・南極における探検と研究の歴史を知る ・氷コアを使って環境の環境を知る手法を理解する ・氷コアによって復元された地球の過去を知る ・南極海の構造と地球環境における重要性を理解する ・海氷の生成メカニズムと環境に果たす役割を知る
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授業計画
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少人数のセミナー形式で、討論などを取り入れながら授業を進めます。質問に答えたり、疑問点を質問するなど、受講生の自発的な参加を期待しています。具体的な授業内容は以下のとおりです。
1. 南極氷床の変動とその地球環境への影響 (杉山慎) 2. 氷コアによる環境復元・南極探検と観測の歴史 (的場澄人) 3. 南極氷床コアによる環境復元 (飯塚芳徳)
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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参考図書などで事前に南極についての知識、疑問を頭に入れておくと有意義な受講になります。一部の講義では1時間程度の自宅学習が必要な課題を与えます。
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成績評価の基準と方法
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授業における質疑応答・発表等の取り組み状況(60%)およびレポートの内容(40%)に基づいて、到達目標の達成度を考慮して成績評価を行います。自分で考え、発言し、討論に参加する、授業中の積極的な受講姿勢を重視します。なお、A+の評価は履修者数の上位5%以内を目安とします。
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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南極の氷に何が起きているか : 気候変動と氷床の科学 / 杉山慎 : 中央公論新社, 2021, ISBN:9784121026729 なぞの宝庫・南極大陸 : 100万年前の地球を読む / 飯塚、杉山、澤柿、的場 : 技術評論社, 2008, ISBN:9784774136615 南極海ダイナミクスをめぐる地球の不思議 / 青木茂 : シーアンドアール研究所, 2011, ISBN:9784863540880 南極大図鑑 / 国立極地研究所 監修 : 小学館, 2006, ISBN:409526151X アイスコア : 地球環境のタイムカプセル / 藤井理行、本山秀明編著 : 成山堂書店, 2011, ISBN:9784425570119 氷に刻まれた地球11万年の記憶 : 温暖化は氷河期を招く / リチャード・B. アレイ : ソニーマガジンズ, 2004, ISBN:478972283X
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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低温科学研究所 http://wwwice.lowtem.hokudai.ac.jp/ 氷河氷床グループ http://wwwice.lowtem.hokudai.ac.jp/~sugishin/
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備考
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授業実施形態:履修者数および感染状況によって、オンライン授業、またはオンライン授業と対面授業を併用して授業を実施する場合があります。
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更新日時
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授業実施方式
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