キーワード
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極限生命、好熱菌、低温菌、好塩菌、好酸性菌、好アルカリ性菌、メタン生成菌、地下微生物、微生物学基礎
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授業の目標
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深海に生育する微生物は高い水圧にも耐えることができる。海底の熱水鉱床からは100℃以上の高温で生育できる超好熱菌が見出されている。一方、南極の氷の中にもさまざまな低温環境に適応した微生物が棲息している。その他塩田や塩湖からは好塩微生物、酸性やアルカリ性の環境からはそれぞれ好酸性微生物、好アルカリ性微生物が単離されている。これらの微生物はその生育環境が特異であることから「極限環境微生物」とよばれている。それぞれの微生物が特別な環境適応能力をそなえている。この演習では極限環境微生物に顕在化するさまざまな環境適応戦略を学び、生命の限界について理解を深めるとともに、「微生物とは何か」「生命はどのように進化したのか」についても学ぶ。
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到達目標
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講義を通して微生物の生育環境の多様性について知るとともに、具体的な微生物について、その名前、性質について学ぶ。さらに多様な極限環境への微生物それぞれの適応メカニズムについても学ぶ。 一方、実習を通して環境微生物の取り扱い方と研究の仕方についても体験する。
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授業計画
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この演習は、大学院地球環境科学研究院(森川正章)、低温科学研究所(福井学,笠原康裕)、農学院(鎌形洋一,湯本勲,森田直樹)の所属教員および外部講師(上野晃生)が担当する。 講義形式だけではなく個別あるいはグループ実習も取り入れ、全員参加型の演習を行う。具体的な課題は以下の通りである。 微生物学とは何か?(一部 実習) 好熱性微生物 好アルカリ性微生物、好酸性微生物 耐冷性微生物 地下圏の微生物(実習) 大気圏の微生物 メタン生成菌 腸内微生物 についてそれぞれ専門の教員が講義および実験指導する。
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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指定図書など微生物学に関する書籍を参考に、当該週の講義キーワードを事前に予習し事後に講義内容を復習しておくこと。 予習および復習を合わせて4時間程度の自主学習が望まれる。
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成績評価の基準と方法
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出席数と授業態度、実習および課題レポートの完成度などを総合的に判断する。
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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http://noah.ees.hokudai.ac.jp/emb/morikawalab/
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備考
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開講日は、4月19日(金)ですので間違えないようにしてください。 受講者は抽選により決定するので、よく考えて履修選択してください。 ELMSは必ず確認してください。
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更新日時
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授業実施方式
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