キーワード
|
|
|
|
|
|
授業の目標
|
|
|
人類が農耕牧畜を受け入れたのは進化からみればごく最近のことである。それまでの数百万年は狩猟採集活動に依存した資源を求めて移動する生活様式を維持してきた。現在も狩猟採集に依存する人々はいるものの、植民地化や近代化によって世界の周縁に押しやられて以来、ライフスタイルや伝統も変容しつつある。一方で、長い人類の進化の中では狩猟採集に依存した社会も一様ではなく、世界各地の地理的環境に応じて様々な生活様式を得たことがわかってきた。摂取カロリー、食料獲得技術、協調と競合、人口移住、テリトリーなどに関連して、現在の人類に共通する現象や課題をみることができる。 本セミナーでは、食と技術という互いに密接な関連をもつ対象について、どのように狩猟採集民が多様性を生み出してきたのかを学ぶ。学びを通じて、課題解決能力を養う。
|
|
|
到達目標
|
|
|
・わたしたちを取り巻く環境や価値観がめまぐるしく変容する現状を的確にとらえる。 ・予測不能な世界を自らがどのように生きるかについて長期的な視点を獲得する。 ・課題を適切にとらえ、批判的に考えるリテラシーを得る。
|
|
|
授業計画
|
|
|
以下のトピックをあつかう予定。
進化と生態 狩猟採集社会とは パレオダイエット 狩りと肉の利用 大形絶滅動物の絶滅と狩猟のインパクト 旧石器技術の進化 北海道の先史狩猟採集社会 昆虫食 貯蔵、発酵食品、加工技術 狩猟採集社会のテリトリー(領域) バイオレンス(暴力)、カーニバリズム(食人) 火の利用と調理技術 寒冷地への移住と生存を支えた技術 農耕牧畜への転換 狩猟採集社会の芸術
※対面授業が基本。感染状況や授業の内容に応じてオンラインとすることがある。
|
|
|
準備学習(予習・復習)等の内容と分量
|
|
|
本や学術論文を探して読み進め、レポート作成に向けたテーマの頭出しを進めてください。
|
|
|
成績評価の基準と方法
|
|
|
レポート, グループ発表(60%)、課題提出など(40%)
|
|
|
有する実務経験と授業への活用
|
|
|
|
|
|
他学部履修の条件
|
|
|
|
|
|
テキスト・教科書
|
|
|
|
|
|
|
講義指定図書
|
|
|
|
|
|
|
参照ホームページ
|
|
|
|
|
|
研究室のホームページ
|
|
|
|
|
|
備考
|
|
|
|
|
|
更新日時
|
|
|
|
|
|
授業実施方式
|
|
|
|
|
|