キーワード
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がん、腫瘍、遺伝子病、がん遺伝子、がん抑制遺伝子、多段階発がん、浸潤、転移、増殖、ストレス、喫煙、飲酒、予防、遺伝子治療、分子標的療法、NK細胞、キラー細胞、感染症、肝炎ウイルス、EBウイルス、パピローマウイルス、がん患者の看護、ヘリコバクターピロリ、エイズ、HIV、医療行政、ホスピス、死生観、がん治療薬、抗がん剤、がん診断法、がん疫学、がん幹細胞、がん光免疫療法、シグナル伝達、細胞競合、血管、免疫療法、疫学
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授業の目標
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がんは、長年日本人の死因の1位を占める疾患である。今や2人に1人が罹患し3人に1人が亡くなる、日本で最も深刻な福祉問題の一つとなっている。自分自身、親兄弟、祖父母、配偶者、子供を含めると、一生のうちに何らかのかたちでがんにかかわる可能性が高い。様々な分野の専門家による本シリーズを受講することにより、疾患としてのがんの発生機序や患者と社会との関わりを多角的に理解することを目指す。
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到達目標
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がんの生物学・医学などの生命科学から、がんの疫学・予防、医療行政などの社会科学にいたる幅広い分野について学ぶことにより、以下の目標の達成を目指す。 ・がんの基本的な知識を学ぶことで、日頃からがんに興味をもって生活できるようになる ・本授業で学んだ事柄ををもとに、がんやがんと社会との関わりについて自分で考え、自分の家族や知人との意見交換を通じて周囲を啓発できるようになる ・がんになりにくい日常生活を送ることができるようになる
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授業計画
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がんに関する様々な分野の専門家が、下記の講義を行う予定である。また講義の後で、講義内容や進路について学生からの質問を受け付ける。 「がん治療ー挑戦の歴史ー」 「正常細胞と変異細胞間に生じる細胞競合」 「光を使った新しいがんの治療法 ~光免疫療法~」 「抗がん剤はどのようにして承認されるのか?」 「がんの病理」 「がん,感染症における血管病態」 「がんのサバイバーシップ」 「がん患者と家族を支援する看護師の役割」 「がん幹細胞」 「がんと文学ー心の窓を開くアサーティブな医療コミュニケーション力ー」 「がんの疫学と予防」 「がんの臨床」 「がん免疫」 「がんとシグナル伝達」 「がんと生死ーホスピス緩和ケアについてー」
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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新聞・雑誌の「がん」に関する記事を日頃から意識して積極的に読んでおくこと。
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成績評価の基準と方法
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授業の出席と選択式の筆記試験(出席点3割、筆記試験7割)。出席が半分以下の場合、不可の可能性あり。試験は全講義から万遍なく出題される。
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有する実務経験と授業への活用
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大学における研究、病院における診療等に携わる講師を招き、各々の専門分野についての講義を行う。
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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生命科学 改訂第3版 / 東京大学生命科学教科書編集委員会 : 羊土社, 2009, ISBN:978-4-7581-2000-5 がんのベーシックサイエンス日本語版3版 / Ian F. Tannock他 : メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2006, ISBN:4-89592-460-2 C3047 がん研究のいま がんの疫学 / 田島和雄、古野純典編 : 東京大学出版会, 2006, ISBN:4-13-064244-8 それでもやっぱりがんばらない / 鎌田 實 : 集英社, 2005, ISBN:4-08-781328-2 緩和ケアでがんと共に生きる / 佐藤 健 : 新潮社, 2008, ISBN:978-4-10-306921-8 病の皇帝「がん」に挑む ― 人類4000年の苦闘 上・下 / シッダールタ・ムカジー : 早川書房, 2013, ISBN:4152093951
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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https://bmoncology.wixsite.com/mysite
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備考
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講義は特定の教科書を使用せず、対面にて実施する(COVID-19感染状況によりオンラインに変更する可能性あり)。
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更新日時
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授業実施方式
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