キーワード
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北アフリカ、マグリブ、チュニジア、アルジェリア、モロッコ
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授業の目標
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この授業では、北アフリカの歴史について、いくつかのトピックを取り上げながら解説する。北アフリカは、中等教育の世界史ではほとんど登場しない。しかし、子細に見ていくと、そこにはアジアやヨーロッパなどで生じた世界史上の著名な事件や人物との関わりが少なからず見てとれる。そうした他地域との関係性の中に位置づけながら、北アフリカの歴史を理解したい。
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到達目標
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率直に言って、北アフリカは「マイナー」地域である。しかし、世界の歴史はヨーロッパや中国といったよく知られた地域や国だけのものではない。北アフリカのみならず世界中のありとあらゆる地域に、人の営みの積み重ねとしての固有の歴史があり、それらは互いに関係を結び合ってきたはずである。この授業で得た北アフリカの歴史についての知見や認識を、他地域や他文化の理解にも応用できるようになることが、受講生に期待される到達目標である。
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授業計画
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第1回 イントロダクション 第2回 北アフリカの自然環境 第3回 フェニキア人とカルタゴ 第4回 クレオパトラの遺児と先住民王国 第5回 キリスト教神学の父アウグスティヌス 第6回 アラブの征服とイスラーム 第7回 数学者フィボナッチと地中海交易 第8回 旅行家イブン・バットゥータとイスラーム世界の広がり 第9回 歴史家イブン・ハルドゥーンの世界観 第10回 セルバンテスとアルジェの海賊 第11回 スペインからの「ムスリム」移民 第12回 文書から見る北アフリカの社会 第13回 茶とアジア交易 第14回 アルジェから江戸へ 第15回 まとめ
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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授業内容を理解するために必要な予備知識として毎週二つのキーワードを提示する。中等教育の教科書などを用いて、それらのキーワードについて調べておくこと。 また、授業後は配布プリントやスライドを見直して復習すること。配布プリントに記した参考文献を通して、さらに理解を深めることが望ましい。
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成績評価の基準と方法
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期末レポート(70%)、小レポート(全2回、30%)
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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備考
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更新日時
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授業実施方式
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