キーワード
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宗教学、観光学、社会学、キリスト教、神道、仏教、近代と伝統、宗教と科学
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授業の目標
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次の5つの命題のうち、あなたが真だと思うものはいくつあるでしょうか。 ①地球は球体ではなく平面である。 ②アポロ十一号の月面着陸は事実ではなく演出である。 ③九・一一の同時多発テロには米国政府が関与している。 ④世界を陰で操る組織が存在する。 ⑤人類は宇宙人とすでに接触している。 いずれも陰謀論として知られるものですが、意外なほど多くの人が信じており、①から⑤に進むに連れて、その命題を真とする日本人の割合は多くなります。 地球平面説に関するデータは見あたりませんが、月面着陸を疑う日本人は14%で、アメリカ人(13%)やイギリス人(9%)よりわずかに多く、9.11陰謀説を信じるのは18%です。 世界を操る組織については日本人は比較的冷静で、アメリカ人(37%)やフランス人(36%)の半数程度(19%)ですが、宇宙人との接触は21%が信じています。 日本では、左利きの人(約11%)の2倍近い人々が、世界を支配する闇の組織の気配を感じとり、宇宙人とのコンタクトを信じているわけです。 それでは、下記の命題はどうでしょうか。 ⑥イエス・キリストは神の子である。 ⑦聖書は神の言葉そのものであり、文字通りに読まれるべきである。 前者はイギリス人の28%、後者はアメリカ人の24%が真だと考えています。 科学が極めて高い信頼を得る現代社会において、これらの信念はいかにして構築・維持されるのでしょうか。また、社会や文化にどのような影響を与えるのでしょうか。 この授業では、宗教文化を切り口にして現代社会について考えてゆきます。
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到達目標
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現代の社会や文化の読解に不可欠な社会学・人類学・宗教学・観光学・民俗学などの基礎を身につけることを目標とします。
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授業計画
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画像資料を用いながら講義形式で行います。 授業の最後にコメント(リアクションペーパー)を提出してもらいます。 毎回、ELMS(Moodle)にアクセスできるデバイスを持参して下さい。
第1回 イントロダクション──世俗社会の宗教 第2回 キリスト教(1)──イエスをめぐる神話 第3回 キリスト教(2)──なぜ唯一神は間違えないのか 第4回 アニミズム(1)──なぜ藁人形には五寸釘なのか 第5回 アニミズム(2)──スピリチュアル文化と現代の呪術 第6回 日本の宗教──カミが降り立つ場所 第7回 仏教(1)──釈迦の生涯と原始仏教 第8回 仏教(2)──なぜ葬式仏教は流行るのか 第9回 ディズニーと米国プロテスタント(1)──白雪姫、ピノキオ、シンデレラ 第10回 ディズニーと米国プロテスタント(2)──アナ雪、東京ディズニーランド 第11回 聖地巡礼──聖遺物と聖母マリアの出現 第12回 聖地巡礼──聖地を目指す無宗教者たち 第13回 宗教と科学(1)──進化論は道徳を破壊するのか 第14回 宗教と科学(2)──神は脳のバグなのか 第15回 まとめと文献紹介
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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積極的かつ主体的な準備学習(予習・復習)が求められる。準備学習への取り組み方全般については、学期はじめに担当教員から説明があるほか、各回の授業で求められる準備学習の具体的内容については、学期中随時教員から指示がある。また履修者が自ら主体的に計画と目標を立て、自律的に準備学習に取り組むことも強く期待される。準備学習を十分に行わなければ、身につけるべき内容を消化できず、単位も取得できなくなる可能性があるので、真剣かつ計画的に取り組んでほしい。
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成績評価の基準と方法
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授業ごとのコメント提出(50%)と期末レポート(50%)によって評価します。 コメント提出が4回以上未提出、期末レポートが未提出の場合は不可とします。
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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備考
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▽授業へのコメント(リアクションペーパー)は授業時間内にELMS経由で提出してもらいます。 ▽ノートPCやタブレットなど、授業時にELMS(Moodle)にアクセスしコメント記入ができるデバイスを必ず毎回持参して下さい。 ▽コメント提出がない場合、欠席として扱います。
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更新日時
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授業実施方式
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