キーワード
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国家公務員、地方公務員、行政組織、公共政策、地方自治、地域活性化、官民連携、採用、働き方改革、EBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)
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授業の目標
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授業では、社会における行政の役割を考える上で重要な要素となる、①行政における組織と人、②地方自治、③公共政策に焦点をあて、国の行政機関や地方自治体の活動(公務員の業務内容、政策内容、それらについての課題)について理解する。
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到達目標
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現在の行政における様々な問題について、現状や課題などを把握して整理し、自分の意見を持ち、口頭や文章で他者に理解してもらい、他者との議論を行うことができる。
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授業計画
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第1回はガイダンス、第2回以降、教員のこれまでの公務員の経験を紹介しつつ、①行政における組織と人(行政組織・公務員)、②公共政策、③身近な行政である地方自治に焦点をあてて、教員による講義と、テーマに関連した質疑・討論を行う。 加えて、教員から話題となっている行政に関する時事テーマを提供し、受講者との意見交換を行う。 また、国家公務員・地方公務員などのゲストスピーカーを招へいし、公務員の業務の紹介、政策課題に関する講演などを行っていく。また、可能であれば、近隣の地方自治体の地域活性化などの取組について、現地見学を行うこととしたい。 なお、受講者の関心などにより、また、ゲストスピーカーの日程により、授業で取り上げる内容や順序は、柔軟に変更、取捨選択したい。
【授業で取り上げる主な内容(予定)】 〇ガイダンス:授業内容の概要、受講者の関心テーマについて意見交換など 〇教員の公務員としてのこれまでの経験の紹介 〇国の行政組織、公務員の種類と数、立法府(国会)と行政府(政府)との関係 〇地方自治:大都市行政と小規模自治体行政 〇公共政策とは何か 〇政策の実施:社会保障政策など具体的な政策課題を紹介 〇EBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)とは何か 〇財政 〇地方自治体の地域活性化の取組事例:まちづくり、観光、SDGsなど 〇これまでの行政改革の取組、行政における民営化・民間活用 〇公務員制度①:新卒採用・中途採用 〇公務員制度②:女性の採用登用、給与、定年 〇公務員制度③:働き方改革、育児等との両立 〇近隣の地方自治体の地域活性化などの取組について、現地見学 〇ゲストスピーカーによる講演(公務員の業務の紹介、国・自治体の重要政策の具体例や地域活性化の取組など)
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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毎回の授業終了後、授業に関するコメント(感想、疑問点など)の提出を求める。 また、授業では行政に関するテーマについてレポートの提出を求めるため、行政に関する様々な問題について、常に関心を持ち、各府省や地方自治体等のホームページや新聞等で動きをフォローすること。
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成績評価の基準と方法
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成績評価は、各回の授業への貢献度(授業内の議論参加、授業後のコメント等)【40%】、最終レポート提出【60%】に基づいて行う。それぞれの項目により到達目標の達成度を評価する。
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有する実務経験と授業への活用
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教員は、国家公務員として、直近5年間は内閣人事局と総務省秘書課において国家公務員の人事管理(採用、人事、人事評価、マネジメント能力向上など)を経験しており、そのほか、行政改革・国家公務員制度等の担当大臣の大臣秘書官、国の行政組織・定員の査定業務、過疎中山間地の町(熊本県山都町)の副町長などを経験している。それらの経験を授業において積極的に取り上げ、公務員の実務を意識した講義としたい。
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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授業に関連する参考資料や参考文献の情報は、授業の中で提供・紹介していく。
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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備考
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公務員の実務を意識した講義とするので、公務員を将来の進路の選択肢としている者を含めて、国や地方公共団体の業務や政策に関心のある者の意欲的な参加を期待したい。
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更新日時
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授業実施方式
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