タイトルタイトル
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科目名
科学・技術の世界(1単位)  
講義題目
現代生物科学への誘いⅠ 夏(夏ターム)  
責任教員(所属)
小川 宏人 ( 大学院理学研究院 )  
担当教員(所属)
小川 宏人 ( 大学院理学研究院 )
常松 友美 ( 大学院理学研究院 )
木村 敦 ( 大学院理学研究院 )
堀 千明 ( 大学院地球環境科学研究院 )
綿引 雅昭 ( 大学院理学研究院 )
小谷 友也 ( 大学院理学研究院 )
佐藤 長緒 ( 大学院理学研究院 )
市原 健介 ( 北方生物圏フィールド科学センター(室蘭) )
 
科目種別 全学教育科目(主題別科目) 他学部履修等の可否
開講年度 2024  期間 1学期(夏ターム) 時間割番号 000715 
授業形態 講義 単位数 1  対象年次 1  
対象学科・クラス 基礎1-53組 補足事項   
ナンバリングコード GEN_LIB 1240 
大分類コード 大分類名称
GEN_LIB  全学教育(教養科目)
レベルコード レベル
1  全学教育科目(語学上級科目、高年次対象科目を除く)
中分類コード 中分類名称
2  主題別科目
小分類コード 小分類名称
4  科学・技術の世界
言語
日本語で行う授業
実務経験のある教員等による授業科目
該当しない

キーワード         
現代生物科学,21世紀に生物科学が解決しなければならない課題,生体高分子,細胞の構造と機能,エネルギー代謝,細胞の成長と分裂,遺伝現象と遺伝子発現制御

授業の目標         
20世紀から引き続き,今世紀も「生物学の時代」といわれています。生物を題材とした広範な学問分野は,現在では「生物科学」と総称され,急速な科学技術の発展と相まって,爆発的に研究成果が積み上げられてきています。一方,この学問領域において,未解明の課題も数多く残されています。それらは単に研究分野上の問題だけにとどまらず,人間社会や地球環境上の重要課題となっていることも多く,今後一つ一つ解き明かされていくと予想されます。また,このような研究成果は,応用分野においても幅広く利用され,人類の生活を豊かにし福祉の向上に役立っていくはずです。
 本講義では,生物が示す様々な現象やその働きについて,トピックスとして個別的に取り上げ,深く学びます。また,それらについて,分子,細胞,個体,群集といった様々な視点からどのように理解すべきかを学びます。 この授業は,全学教育基礎科目「生物学Ⅰ」及び「生物学Ⅱ」を担当する教員によって実施されます。したがって,上記「生物学Ⅰ」ならびに「生物学Ⅱ」の授業内容とリンクさせながら,現代生物科学における最先端の研究成果について,より深い理解が可能となります。

到達目標         
全学教育・基礎科目「生物学Ⅰ」および「生物学Ⅱ」の授業内容の理解をさらに深める。
現代生物科学分野における最先端の研究成果を深く理解し,そこから21世紀に生物科学が解決しなければならない課題とは何かについて考察する。

授業計画         
本講義は、全学教育・基礎科目「生物学Ⅰ」及び「生物学Ⅱ」を担当する生物学科目教員による授業であり,これらの基礎科目授業内容と連動させながら講義します。各教員が専門とする現代生物学分野の最前線について,関連する授業内容の復習に続き,教員自身の研究も含めてわかりやすく解説・講義を行います。講義スケジュールはガイダンス時に提示しますが,予定している開講授業タイトルと担当教員は以下の通りです。また,授業としては,春タームからの続きですが,夏タームだけの受講も可能です。

授業内容:
1. 小川 「ガイダンスと『見る』技術をめぐる話題」
2. 常松 「睡眠科学:眠る脳と眠らせる脳」
3. 木村 「精子形成におけるエピジェネティクスと長鎖非コードRNA」
4. 小谷 「遺伝子の役割を見いだす方法:分子遺伝学的アプローチ」
5. 綿引 「植物は動けない?動かない? 植物の形態形成と遺伝子発現」
6. 掘 「有用な酵素を出しているきのこ」
7. 佐藤 「植物の免疫をめぐる話題」
8. 市原 「海の中の植物たち 海藻の生物学」

生物科学の最先端について話をするので,ある程度の生物学の知識が必要です。生物科学,あるいはその周辺分野に興味を持っている学生向けと考えてよいでしょう。2学期(に開講される「現代生物科学への誘いⅡ」とは内容的に継続性していますので,両者を合わせて履修することが望ましいですが,履修申請・成績評価等は「誘いⅠ」と「誘いⅡ」は独立しています。

準備学習(予習・復習)等の内容と分量         
毎回の授業の予習・復習として,4.5時間程度の自主学習が望まれる。

成績評価の基準と方法         
毎回の授業の1週間前に,ELMSのMoodleを介して次回の授業に関連した予習問題を課すので,授業開始前までに提出する。また,授業の最後にその回の授業内容の理解を評価するための授業後テストを行う。これらに基づき,以下の項目について判定し,総合的に評価する。1) 基礎的知識を正確に理解できているかどうか,2) 知識を関連づけて理解できているかどうか,3) 講義で提示された内容を発展させ、自ら調査し,説明することのできる力を身につけたかどうか,4) 議論や質問を通して授業へ積極的に参加したかどうか。 評価は相対的評価をとっており,「A+」は履修者数の上位5%以内を目安とする。

有する実務経験と授業への活用         

他学部履修の条件         

テキスト・教科書         


講義指定図書         


参照ホームページ         

研究室のホームページ         
https://www.sci.hokudai.ac.jp/~hogawa/

備考         
・教科書とは別に,講義資料はその都度担当教員が配布する。
・この授業はSDGsの「質の高い教育をみんなに」に関連する。
・令和6年度の授業実施形態:原則としてすべての授業を対面で実施する予定だが,場合によってはオンライン授業に変更する可能性がある。必ずELMS上で確認すること。また各回の予習課題はELMSのMoodleを介した提示・提出を行う。詳細については1回目のガイダンスで説明する。

更新日時         
2024/02/20 09:24:22

授業実施方式         
対面授業科目《対面のみ》

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