キーワード
|
|
|
|
|
|
授業の目標
|
|
|
専門領域における入門書レベルの英語論文を読んで、その内容を正しく理解するための読解力の向上を目指すと共に、人文科学分野の論文の書式や文章構成、文章展開に習熟する。
|
|
|
到達目標
|
|
|
1.アカデミックな内容・形式の入門的文献を読むことを通して、学部高年次や大学院においてより専門的な文献を読むための基礎的スキルを獲得できる。 2.パラグラフごとの構成や、比較的長い文章の流れを把握し、文章全体の内容を理解・要約できる。 3.19世紀ヨーロッパにおける海浜保養地やスパ・タウンの発展を材料として、場所と時間が分節化されていく近代社会における余暇や保養のあり方について分析できる。
|
|
|
授業計画
|
|
|
講読用の素材として用いるのは、(1)19世紀イギリスの海浜保養地を訪れた人びとの行動のあり方がどのような理念や社会慣習を背景としていたかについての分析、(2)19世紀ヨーロッパにおいて温泉保養地が発展した社会的・文化的要因についての考察、という二つの論文を予定している。授業の進め方としては、意味内容の把握、パラグラフの構成、大意の要約などに関して受講生が発表して意見交換をする形を基本とする。 近代以降の社会のあり方を分析するための社会学的・文化学的な枠組など、テキストの内容を正しく理解する上で必要な背景的知識などについては、適宜教員が補足する。
|
|
|
準備学習(予習・復習)等の内容と分量
|
|
|
積極的かつ主体的な準備学習(予習・復習)が求められる。準備学習への取り組み方全般については、学期はじめに担当教員から説明があるほか、各回の授業で求められる準備学習の具体的内容については、学期中随時教員から指示がある。また履修者が自ら主体的に計画と目標を立て、自律的に準備学習に取り組むことも強く期待される。準備学習を十分に行わなければ、身につけるべき内容を消化できず、単位も取得できなくなる可能性があるので、真剣かつ計画的に取り組んでほしい。
|
|
|
成績評価の基準と方法
|
|
|
授業時に割り当てられた担当個所について発表し、テキストの内容を理解し要約するスキルが獲得されているかを主な基準とした評価として20%、人文科学分野の専門的な文献を読むための基礎的スキルが習得されているかについて出題される中間試験40%、最終試験40%の割合に基づいて総合的に評価する。
|
|
|
有する実務経験と授業への活用
|
|
|
|
|
|
他学部履修の条件
|
|
|
|
|
|
テキスト・教科書
|
|
|
|
担当教員が用意するプリント教材を使う。
|
|
|
講義指定図書
|
|
|
|
|
|
|
参照ホームページ
|
|
|
|
|
|
研究室のホームページ
|
|
|
|
|
|
備考
|
|
|
この授業は英語中級者(目安としてTOEFL-ITP試験の成績が500点未満)を主な対象者とする。
講読するテキストを含め、教材および授業関連資料はすべて担当教員が用意する。
|
|
|
更新日時
|
|
|
|
|
|
授業実施方式
|
|
|
|
|
|