キーワード
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グループディスカッション、人文・社会科学的なものの見方、貧困、民族、グローバリゼーション、メディア、言語、公正、社会のあり方、国家
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授業の目標
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この講義では、主に文学部や教育学部(あるいは法学部・経済学部)へ進学しようとする者が、専門を学ぶ前の基礎となるような、人文・社会科学的なものの見方を学びます。 世界ではさまざまなことが起きています。民族紛争、貧困、モノやヒトのグローバルな動き、食料問題、などなど。私たちにとって一見遠い話も、実は私たちの生活と密接に結びついています。一方、たとえば、私たち自身が使っている「言葉」など、私たちにとって一見身近であたりまえの存在も、世界の複雑なしくみや歴史と密接に結びついています。こうしたさまざまな世界を私たちはどう理解したらよいのか、その理解のしかたをこの授業では学びます。 この授業では、教科書やその他のさまざまな素材(映像や新聞記事など)を使って学生同士で議論をします(毎回必ず議論をします)。グループディスカッションを通じて、お互い学び合い、世界を理解する視点を身につけよう、というのがこの授業の趣旨です。また、関連するテーマについて、雑誌論文・本・新聞記事などの文献・資料を探して読み、それをもとにどう議論をすればよいのか、どう文章を書けばよいのかも学びます。 こうしたことを通じ、幅広い社会問題について考え、議論し、そこから社会を見る目を養い、ひいては人文・社会科学的な視点の基礎を身につけることが目標です。
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到達目標
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この講義では、以下の4つの目標をかかげます。 (1)さまざまな社会的現象への関心と理解を深める (2)人文・社会科学的な視点の基礎を身につける (3)論理的なディスカッションができるようになる (4)人文・社会科学の文献を読み理解する基礎を身につける
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授業計画
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以下のテーマを、教科書やその他の素材(映像や新聞記事など)を使って考え、また、受講者同士で議論するという形をとります。グループディスカッションを毎回行います。
(1)イントロダクション:何を学ぶのか (2)コンビニ深夜営業は是か非か (3)過疎地における携帯電話のアンテナ建設への税金投入は是か非か? (4)民族を考える(1)ルワンダの民族虐殺から民族とは何かを考える (5)民族を考える(2)資料から民族とは何かを考える (6)貧困を考える(1)貧困とは何かを映像資料から考える (7)貧困を考える(2)貧困とは何かを資料から考える (8)会社は誰のものか (9)メディアを考える:どの記事を採用するか (10)言葉と社会:ニューカマーの外国人に対する日本語教育の必要性を考える (11)グローバリゼーションを考える:タイヤをめぐるグローバリゼーション (12)累進課税を考える:公正とは何か (13)宿題から議論する(各自探してきた雑誌論文から問題を作成しそれを議論する)
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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学期中4~5回出される宿題に取り組む、講義で配られた参考資料を読む、講義で学んだことを復習する、講義で議論したことに関連する文献を読む、など。とくに講義後、講義に関連した参考文献を自ら探し出して積極的に読み学習することが求められます。期末試験では、講義に積極的に参加し、その上で、関連文献・関連図書などで十分自主学習をしているかどうかが、問われます。
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成績評価の基準と方法
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(1)講義に出席し、積極的に参加しているか(授業はディスカッション重視なので、授業への積極的な参加が求められます、(2)講義の内容を十分に理解しているか、(3)宿題等にまじめに取り組んだか、そして、(4)講義への積極的な参加と十分な準備学習によって、期末試験において講義の到達目標に応じた解答が書けているかどうか、によって成績を評価します。 上記(1)から(4)までの4つを総合的に判断して評価します。具体的には、授業中の積極的な取り組みと理解(30%)、宿題等(30%)、期末試験(40%)という比重で評価します。
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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講義の中で適宜指示します。
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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http://taimiyauchi.jimdo.com/
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備考
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2週目の授業から教科書『グループディスカッションで学ぶ社会学トレーニング』を使いますので、それまでに教科書を購入し、授業に持参してください。
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更新日時
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授業実施方式
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