キーワード
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行列,連立1次方程式,基本変形,階数,行列式,逆行列,2 x 2行列の対角化
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授業の目標
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線形代数学は自然科学および工学の重要な礎となる科目であり,さらに社会科学や医療分野などを含めた幅広いデータサイエンスの基礎としても重要である. 授業では,行列および行列式の性質や役割について理解する.行列と行列式の演算および行列の基本変形(掃き出し法)を学び,連立1次方程式の解法や逆行列の計算法を理解する.基本変形と基本行列との関連も学ぶ.さらに,2 x 2行列の対角化の方法も学ぶ.
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到達目標
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行列と行列式の演算および行列の基本変形(掃き出し法)ができるようになる.連立1次方程式の解法を学び,逆行列を計算できるようになる.基本行列の役割を理解し,基本変形との関係を説明できるようになる.また,行列式の余因子展開やクラメ-ルの公式を使えるようになる.さらに,2 x 2行列の対角化を実行できるようになる.
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授業計画
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1.行列:定義と演算(和・スカラ-倍・積),行列の転置 2.連立1次方程式の理論:消去法, 掃き出し法,基本変形と基本行列 3.行列の階数:基本変形と計算 4.逆行列, 掃き出し法 5.行列式:定義と基本的な性質 6.余因子行列と余因子展開,クラメ-ルの公式 7.2 x 2行列の固有値,固有ベクトル,対角化 時間に余裕があれば平面の線形変換にも触れる(平面における回転や折り返しの例と行列の関係など).
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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基本的な数学用語や概念の定義をきちんとマスターする.復習に力を入れ次回の授業にあいまいな事項や疑問点を持ち越さないようにする.宿題をする以外に予習や復習には十分な時間をかけること.自習e-ラーニング教材や教科書の例題および練習問題を通して,計算練習を十分に行うこと.
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成績評価の基準と方法
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到達目標の達成度を,次の観点から総合評価する. (1) 科目の骨格をなす定義・定理等の基礎知識を修得しているか. (2) 典型的な具体例について計算・構成等を適切に遂行できるか. (3) 基本概念や定理に基づいた論証を正しく行うことができるか. (4) 科目の中心的な考え方を修得し,全体にわたり内容を有機的に理解しているか. (5) 種々の問題を解決する際に科目内容を活用できるか.
成績評価の方法としては,試験の成績および履修状況を総合評価する.
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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: 裳華房
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講義指定図書
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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備考
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更新日時
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授業実施方式
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