キーワード
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ゼミ形式、輪読、書評論文、図書館情報入門、香港、ロンドン、移民、宗族、マクドナルト、東アジア
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授業の目標
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・自身の意見を明瞭に述べること ・他人の意見を過不足なく理解できること ・議論を冷静に行えること ・テキストの内容を過不足なく理解できること ・書評論文を執筆できること ・アジアとヨーロッパ・アメリカの間の人的・経済的・文化的交流を具体的に理解できること ・大学図書館を有効に活用できること
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到達目標
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・20世紀後半におけるアジアと欧米との間の人的・経済的・文化的交流の諸相を具体的に理解する ・議論する力を高める ・書評論文を書く力を身につける
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授業計画
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この授業はテキストの輪読をベースとして、①各章の内容の確認、②各受講生による疑問の提起、③全体討議の3つによって構成されます。 またテキストは、アジアと欧米との相互交流を扱った2冊の書籍であり、これらについて書評論文を書けるようにしていきます。
テキスト① ジェームズ・ワトソン(瀬川昌久訳)『移民と宗族:香港とロンドンの文氏一族』阿吽社、1995年。 テキスト② ジェームズ・ワトソン編(前川啓治ほか訳)『マクドナルドはグローバルか:東アジアのファーストフード』新曜社、2003年。
1.オリエンテーション 2.テキスト① 第1章(導言)&第2章(背景) 3.テキスト① 第3章(移住への前奏曲――農業危機) 4.テキスト① 第4章(移住への転換) 5.テキスト① 第5章(移住の組織化)&第6章(英国の文氏一族) 6.テキスト① 第7章(移民と母村の絆)&第8章(「英貨邸宅」と移住の経済的影響) 7.テキスト① 第9章(移住の影響――社会変化) 8.テキスト① 第10章(結論――移住と伝統の保持) 9.テキスト② 序章(脱国籍性、現地化、東アジアのファーストフード産業) 10.テキスト② 第1章(北京のマクドナルド――アメリカ的なものの現地化) 11.テキスト② 第2章(香港のマクドナルド――消費主義、食べ物の変化、子供文化の起源) 12.テキスト② 第3章(台北のマクドナルド――ハンバーガーとビンロウの実と国民のアイデンティティ) 13.テキスト② 第4章(ソウルのマクドナルド――食べ物の選択とアイデンティティとナショナリズム) 14.図書館情報入門 15.テキスト② 第5章(日本のマクドナルド――変わる行儀作法)&終章(近代を呑み込むこと)
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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・報告者は、担当箇所の概要およびコメント・疑問点をレジュメにまとめる(約6時間を要する)。 そしてレジュメを期限までに教員のメールアドレスに送信する。 メール送信の期限については授業で述べます。期限を厳守すること。
・その他の受講生もテキストを熟読し、少なくとも疑問点を1回の授業につき1つ考えたうえで授業に臨む(約3時間を要する)。 疑問点は些末な問題ではなく、テキストの内容に深く関わるものであること。 疑問点を期限までに教員のメールアドレスに送信する。 メール送信の期限については授業で述べます。期限を厳守すること。
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成績評価の基準と方法
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・出席数4/5(12回)以上の履修者を成績評価対象とする。 ・報告担当日の欠席、および報告担当日以外の無断欠席は、則不可とする。 ・学期の中間と最後に書評論文を提出する。 ・成績評価は、授業への参加態度(60%)とレポート(40%)によって判断する。
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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備考
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テキストの入手方法については初回の授業で説明します。 連絡事項はELMS(授業支援システム)内のMoodleに掲載する。定期的に確認すること。
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更新日時
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授業実施方式
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