キーワード
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公共性、政治哲学、平等、デモクラシー、フェミニズム
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授業の目標
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たとえば「公共空間」という言葉が使われるとき、その空間は誰にでも開かれており、またそれゆえに違いのある人々が共にいることができるためのルールが求められる、という意味が含まれる。この例に見られるように、公共性とは違いを持つ多くの人が共に生きるために必要な条件である。あるいは「公衆衛生」や「公害」などと言われるとき、その問題が多くの人にかかわると同時に、それが個人の努力にって対処できる次元を越えていることを意味している。 このように公共性とは、違いをもつ複数の人が共に生きることの根本にかかわっている。このような意味での公共性がいかなる意味を持ち、またそれが関わる領域や問題にはいかなるものがあるのかについて理解することが本授業の目標である。
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到達目標
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公共性の基本的な意味について理解し、説明できる。 公共性が関わる現代社会の様々な分野とその問題について理解し、説明できる。
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授業計画
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教科書に沿って各トピックを検討する。履修者数にもよるが、基本的には履修者による口頭発表・ディスカッションを中心として進む。
第一回 ガイダンス 第二回 公共性という問い 第三回 公共性の哲学の歴史 I 第四回 公共性の哲学の歴史 II 第五回 功利主義 第六回 リベラリズム 第七回 リバタリアニズム 第八回 ケイパビリティ・アプローチ 第九回 平等論 第十回 社会保障 第十一回 デモクラシー I 第十二回 デモクラシー II 第十三回 フェミニズム 第十四回 国際社会 第十五回 まとめ、論文指導
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準備学習(予習・復習)等の内容と分量
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履修者は各授業回までに教科書の該当箇所をよく読み、内容とコメントについてまとめることで当日の議論に備える。
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成績評価の基準と方法
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レポートと授業への参加によって評価する。割合は次の通り: 期末レポート 30% 授業への参加(議論・発表を含む)70%
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有する実務経験と授業への活用
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他学部履修の条件
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テキスト・教科書
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講義指定図書
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参照ホームページ
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研究室のホームページ
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備考
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更新日時
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授業実施方式
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